背筋を柔らかく→立ち上がり

ヒトの発生、成長の過程は、数百万年、そして数千万年という歳月がわずか数ヶ月数
年の日々にものすごく濃縮されているという。

このことが、私達の「立ち上がり」がどのようにしておこったかということに関係し
ているのです。
嘗め回し→指差し→立ち上がり(赤ちゃんが生まれてから1才までの間の成長過程)
。このたち上がりは視界拡大の衝動(人間だけが持っている)と言われています。こ
の立ち上がり行動を支えているのが熱烈な好奇心であると言うこと。この好奇心を支
えているのが背骨の横の背筋と、ふくらはぎです。
この背筋を柔らかく強くすることがわれわれ生きていくために、
最も重要なことであるのです。この背筋を柔らかく強くしていくことが、日々私たち
が身心ともに健やかに生きていくためのポイントになっているわけです。まずは、背
中をそらして伸ばしてみてはいかがでしょうか。鍼灸でそれをお手伝いしていきます

健康は脚から

あしも、年月とともに劣化していきます。人生100年の時代、いつまでも自分の足
で歩きたいものです。普段、意外とあしを気にすることは少ないです。何らかの痛み
を感じたまま歩き続けると思わぬことに陥ることがあります。足に痛みが出たら異変
がないか観察したいです。
●足が冷たい、冷える。  
●数百メートル歩くとふくらはぎが痛くなって立ち止る。しばらく休むと歩けるよう
になる。
●じっとしていても足が痛い。
●足の指が黒くなる。また、水虫から敗血症になることもある。などなど。これらの
ことがあれば注意が必要です。
世界中では、20秒に一本、糖尿病のヒトが足を切られているといわれているそうで
す。また、足の切断とその後の寿命に関係があるという説もあるそうです。命を守る
ためにも足に気を配ることが必要です。足を大切にするということは、適度に動かし
、血流をよくして、筋肉、骨、皮膚などなど機能を健全に維持していきたいものです


●今日のポイント
日ごろから、ウォーキングなど自分にあった方法で足を動かして健やかにいきたいも
のです。足を動かせば、頭はリラックスしますよ。そして、鍼で、気血水の流れをよ
くしておけば何事もスムーズに流れるでしょう。

夏ばて予防によい食材 (その2)

からだを冷やし、水分を補給したら、夏ばて対策食養生総仕上げとして、パワーの源
である(気を補いたい。
もともと気が不足している「気虚」体質のヒトは夏は特に気が激減することで体力が
弱りがちになります。
気虚体質とは、もともと疲れやすく体力がない。一年中風邪をひきやすい。胃の調子
がすぐ悪くなる。朝なかなか起きられない、睡眠時間に関係なく眠いなど。このよう
なヒトは、気を補う食材を取り入れたいものです。
お勧めは、イモ類。特に長いも。山のうなぎとも言われているらしいです。
きのこ類もお勧め。シメジ、しいたけ、エリンギ、なめこなど。からだをエネルギー
で満たし免疫力をアップさせる。
豆類もよい。気を補う作用が高い。えだまめは水分代謝をアップし、体内の余分な湿
気をはらう作用もある。
鶏肉もお勧め。気を補う薬膳料理にはよく使用される。焼き鳥もよさそうですね。

というわけで、夏ばて予防にはたべものも気をつけておくと元気に猛暑を乗り切れる
のではないでしょうか。そして、気血水の流れを滞りなく循環させるために鍼を施せ
ば夏ばてなどどこ吹く風と健やかに酷暑を乗り越えられると思います。ぜひ、一度、
鍼をお試しくださいませ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

夏ばての予防によい食材1

毎日暑い日が続きますがこれを元気に乗り切って生きたいものです。そこで今日は食
養生についてみてみたいと思います。
夏は一年でもっとも体力を消耗する季節。汗で、体力の源である(気)も体外へ排出
されてしまう。
気とは、体内を巡っている目に見えないエネルギー。生命活動を維持するために必要
でこれが不足するとだるい、やる気が出ないなどいわゆる夏ばての症状がでる。
気が不足するとヒトが健康を維持するために重要な要素である血水を生み出すことが
できなくなる。
中国医学での(血)とは全身に流れて体内の隅々に栄養を与えてくれる需要成分。(
水)は、体中の皮膚や内臓に潤いを与えてくれる成分である。
夏は、気血水の全ての成分が激減してしまう季節なのです。そんな苛酷な状況でも乗
り切らなければいけない。どうすればよいか・・。
まず、からだをクールダウンさせる。
全ての食べ物は、温熱性、寒涼性、平静(中間)に分けられる。
そこで夏はからだを冷やしてくれる寒涼性のものを取りたい。からだを冷やすなら、
ゴーや。からだの余分な熱を取り除いてくれる。その他きゅうり、ナス、レタスなど
も。みょうがも。からだのほてりをとる。特に女性にお勧め。
バナナ、パイナップル、マンゴウなどの南国産のものがよい。。
魚貝類では、たこ、アサリ、海藻類は寒涼性食材なので効果的。
お茶を飲むなら、熱を冷ましてくれる麦茶と緑茶がお勧め。
牛肉、えび、にら、ねぎ、しょうが、トウガラシなどは温熱性なので大量摂取は禁物
。しかし、冷房でからだを冷やしすぎたときは温熱性の食物をとってバランスを保ち
たい。紅しょうがたっぷりの牛丼ニラレばいためにら玉など。その他辛味のある韓国
料理も。冷えすぎたからだを調節するためによいでしょう。
それと、大事なのは、汗で失った水分を、補給するために体液を生み出す食材をとり
たい。水を飲んで水分を取るのではなく、食材から水分を補給することは、uv対策に
もなる。にこれを怠ると秋の体調にも影響する恐れがあります。
中国医学では、その季節にあった食養生をすることで次の季節を快適に過ごせると考
えている。からだの水分が不足した状態で秋を迎えると大気が乾燥したときせきのど
の痛みなどの気管支トラブルを招きやすい。
そんな意味でも、トマトを食べて潤いを。潤い不足のままでいると乾燥肌や、しわの
原因となる。美容面でも要注意。
また、おくらは、体内の保水力アップにも有効ナ野菜。
肉なら、ぶたにく。その他、豆腐、豆乳、白ゴマも水分チャージに役立つ。
また積極的に取り入れたいのが梅干。のどの渇きを止め、夏場の食欲不振にも効果を
発揮します。

からだを冷やし、水分をチャージしたら、夏ばて対策の総仕上げとして、気を補いた
い。次回に続きます。

呼吸と自律神経。ため息でもok!

最近、肺がん末期の人が酸素カプセルを使っているうちに呼吸ばかりでなくからだも
楽になってがんも消滅し再発もなく元気になられたということを聞きました。
これは、がんのヒトばかりでなく普通の人にも酸素を取り込むということが健康のた
めにも大切なことだと思います。

呼吸は自律神経のバランスに影響を与えます。また、呼吸は体液や血液のペーハーに
影響を与えるということです。肺の動きと心臓の動きは連動しています。そして、心
臓と自律神経とも連動しています。

息を吸うときは肺に空気が入りますので、できるだけ多くの酸素を血液に取り込む必
要があるため心臓は拍動を強めるため交感神経を働かせます。一方、息をはくときは
、肺から空気が出て行くので、生まれてから死ぬまで動き続けている心臓を休ませる
ために心臓の拍動を弱めることになります。このときは、副交感神経が働くことにな
ります。

からだを休ませ、回復させるためには、副交感神経が重要です。交感神経は、アドね
らりんが分泌されからだは戦闘モードとなり病気の回復には向きません。
そもそも、自律神経は、オートマチック神経ですので自分の意思で働いているのでは
なく、からだが自動的に生きていくために働いています。しかし、呼吸は、唯一自分
の意思でコントロールすることができます。ですから、自分で意識して深呼吸をして
みるということが自分の健康管理によいのです。

●今日のポイント→心を落ち着かせるためにも、大きく呼吸をするということはとて
も大切だと思います。最近は特にいろんな呼吸法というものがありますが、まずはや
り方にこだわらずに気持ちよく深呼吸をしてみることでよいと思います。時にはため
息でもいいのですよ。あとやはり、鍼は自律神経を整えるのには向いています。針を
ぜひ試してみてください。
ありがとうございました。

ネコ背が危ない?

脳梗塞の原因に猫背も侮れないそうですよ。
なぜなら、頸椎(首)には、椎骨動脈という太い脳エいく血管が通っていますが、
ネコ背だとこの血管が慢性的に圧迫されてしまいます。血管というゴムホースが曲が
っていると血管壁が傷ついたり血のかたまりである血栓ができたりします。これが脳
梗塞やくも膜下出血の原因になるのです。現代人は、パソコンやスマほをみる時間が
長いのでねこ背の人が増えているようです。ですから、時々、肩甲骨同士を寄席、オ
へそを前に出す姿勢を心がけると少しはよいかも知れません。とはいっても、筋肉が
柔らかくないとその姿勢もきついですよね。
どんな病気も、からだ、特に背中の筋肉を柔らかくすることが予防や治癒につながり
ます。
私は、毎晩、就寝前に、重ねた座布団の上に仰向けになって背中を伸ばします。背骨
がぐつっ戸いって気持ちがいいですよ。

●今日のポイント→からだを柔らかくすることが、病気の予防と治療には必要です。
健康に生きるために心身ともに柔らかくしたいものです。特に、背筋。
そのためには、いろいろなやり方があるでしょうが、鍼灸もその手段の一つとしてみ
たらいかがでしょうか。

更年期→適度な刺激で生き生きと!筋肉を使って!

男性更年期障害の予防にはテストステロンを増やすことが大切といわれています。
男性ホルモンであるテストステロンは、副腎や、精巣で造られているといわれてきま
した、が筋肉でも造られているということがわかってきたそうです。
ですから、適度に気持ちのよい運動はホルモン分泌にとても役立つことになります。
若々しく元気を保てるということ。
テストステロンは別名冒険ホルモンともいわれ挑戦を好むヒト、刺激が好きなヒトは
テストステロンの値を高くキープできるともいえるわけでしょう。
一方で、脂肪の多い食事を取りすぎたり、睡眠不測は、テストステロンを減少させる
そうです。
中高年を迎えても、筋肉を使ってテストステロンを維持することでいつまでも生き生
きとすごしたいものです。

●今日のポイント→さまざまな刺激を受けることはとてもからだのためになります。
鍼灸の刺激もからだにはとても有効です。

熱中症の予防には→汗をかくことも

今日も梅雨が明けたかのようなせみの鳴き声と日ざし。熱中症の季節になりました。
最近は外での活動中だけでなく室内でも起こることがあります。重症化するといのち
を落とすこともありますので注意が必要となります。

ヒトの内部の温度は37度くらいに維持されています。熱くなると、末梢血管が拡張
して血流が増えてからだの内部の熱を排出しようとします。とともに、汗をかいて体
表から熱を奪いながら蒸発し熱を下げます。しかし、何かの原因でこの働きが妨げら
れると熱中症となります。するとからだの内部の温度が上がります。

この原因として、まず環境。外気とからだの内部の温度の差が少なくなることです。
これには、気温の上昇や直射日光や道路の照り返しなどの輻射熱など。また、湿度が
高い、風邪がないとかで汗が蒸発しにくくなります。脱水症状も一因です。体内の水
分が減り脱水を起こすと汗がかけなくなり体の内部の温度が下がらなくなります。
また血液量も減り、末梢血管からも熱を排出することもできなくなります。さらに、
血流不足となると心臓の働きも弱くなり、全身の血液循環も悪くなります。こうして
熱中症の症状が起こります。
つまり簡単にいえば、熱が体内にこもり外に発散することができない状態のことです
ね。

ですから、日ごろから、ウオーキングやジョギング、山歩きなど、からだを動かすよ
う心がけ、汗をかき汗腺を増やしておくようにしておきたいですね。この季節の夏野
菜も食べて。夏の野菜はからだを涼しくしてくれます。まあ、この季節に限らず大事
なのは「気 動 食」を心がけておけばどの季節にも対応できる柔らかな身心となる
ことができるでしょう。「気 動 食」は養生の根本です。鍼灸もお手伝いできます
。どうぞお気軽におこしください!

体調不良とは?

水の流れにたまりができるとそこにはうじがわきその水は腐ります。ですから、流れ
を詰まらせたりしてそこにたまりを造ると小川のせせらぎもとまってしまいます。こ
の状態が病気ではないでしょうか。鍼灸では、経絡の運行をスムーズにおこなえるよ
う経絡上にあるつぼを使って治療をするわけです。
私達のからだでも口から入った食物が肛門までの流れのなかでその流れがスムーズに
いかずにたまって停滞する場所に病気が発症します。病気とまではいかなくともたと
えば胃の中に物がたまり消化せずに停滞していたら胃がもたれますね。それが長く続
けば最後はがんになるかも知れません。
ヒトの組織器官にはためるところがたくさんあります。しかしそれは環境に適応して
生きていくために必要な器官ではありますが流れを停滞させると害がおこります。
まあそこが動物ならではのことであり植物とはちがうところです。同じ自然界の同士
では合っても・・。おっと、何かとりとめもないことになりそうなのでこの辺で・・

大事なことは、「動」動きを止めてはいけないということです。つまり、具体的には
、からだを動かすことを心がけて、食事にも気をつけ気持ちを大切にすることではな
いでしょうか。
鍼灸は、それを経絡のつぼを使ってサポートしていきます。経絡上には気血水がエン
ドレスで端がない輪になったひものように流れています。それが止まったらいのちが
絶えるということです。原因がわからずどこか体調不良や身心がすっきりしないとい
う方は、この経絡上に停滞するところがあって流れを悪くしているところがあるので
す。一度試されてはいかがでしょうか。

関節の痛みは宇宙の流転にもつながる?

毎日、大雨予報がで一日のうちのどこかで雨フルという毎日で、うっとおしく身心と
もに重さを感じるこのごろです。
この時期身体各部の関節の不調を感じる方が多い気がします。膝とか手首、肘などな
ど。そんな方に限って病因の検査では異常なしです。
鍼灸の古典にも、「湿気が多いと脾を破る」とあります。また「脾は筋肉の肉の部と
も関係があり、からだが重く節々が痛むという意味のことがあります。」
ですからこの時期は特に重だるいヒトが増えます。反面、季節つまり自然の運行にか
らだが反応しているともいえます。ですから、湿気がとれて乾燥する季節になるとそ
の重だるい症状はとれていくことになるともいえます。
ヒトのからだも自然のいとなみの一部だとみれば当たり前なのかもしれません。古代
の人たちはそれを身心に感じていたのでしょうね。
動物だって季節によりいとなみが変わり、ゴキブリでも、夜になると動き出します。
しかし、季節の変化に適応できなければ私たちは生活ののいとなみに支障をきたしま
す。なのでそうならないよう、日ごろから気持ちと、動作と食事に気をつけて身心を
柔らかくしていきたいものです。それには、もちろん鍼灸がしっかりお手伝いできま
す。私たち個々のからだも天地人、自然のいとなみ、いやもっと宇宙の流転の一部な
のですから。