月別アーカイブ: 2017年8月

がんばりすぎは→からだも心もかたくなりますよ

私は、毎日、からだをいかに柔らかくするかを考えています。柔らかくするにはどう
すればよいか。ストレッチ、体操、呼吸法、それに食べ物などなどさまざまなものが
ありますが、どれをするにもあまり必死になったり、ひとつのものにこだわって偏る
と柔らかくすることはできませんよね。何事もむきになったり義務感でおこなったり
、生真面目になりすぎると緊張ストレスが先にたち気持ちもからだもかたくなってし
まいます。それでは疲れてしまい柔らかくする効果を出すことはできませんね。何事
も、あまりひとつのことにむきになり過ぎないほうがよいと思います。がんばり過ぎ
ないということ。力を抜く、脱力する。

しかし、それが難しいのです。過緊張つまり緊張は痛みを起こします。病気や神経痛
でもないのに痛むときはがんばりすぎているのかもしれません。そんな時、静かにて
いねいな鍼をすると筋肉が緩みます。そうすると痛みが楽になり、気分も和らぎます
。そうすると今度は、からだを動かしてみたくなりますよ。ぜひ、鍼を試してみてく
ださい!

生命の根源→気

東洋医学(中国医学)では、
健康とは、気が一定量体内を滞りなく循環している状態であり、病気とは、気の量に
、過不足が生じたり気の流れに滞りが生じた状態といわれています。
病気の気も、元気の気もこの気のことです。気合が入る、気力が出る、気分がいい、
破棄があるなどなど・・。そう考えると生きることと関係する日本語にいかに「気」
という漢字が使われているか驚くほどです。その、究極となることばが「病は気から
」ではないでしょうか。

このように、中国医学では、生命の根源物質として気の存在を重視しています。
西洋現代医学的では、その実態は照明されていませんが、人間なら誰しもが気という
もの存在は感じているはずです。
気合を入れるときや、緊張したときは自然とへその下ちょうどタンデンのあたりにグ
ッと力が入るものです。
血液や、体液がからだを巡っているのも気の力であるととらえています。
ストレスを受けて、便秘、下痢や胃が痛くなったりするのもストレスが気を乱してい
るからであると考えられます。
気が乱れれば免疫反応も乱れます。最近、急激に増えた花粉症や喘息、アトピー性皮
膚炎などのアレルギー疾患は免疫が過剰反応を起こしまちがえてみかたの細胞まで攻
撃してしまった結果なのです。
そこで、免疫力を上げたい、乱れを整えたいと思うならその前にストレスをできるだ
け取り除き生活環境を整えることが大切です。この生活環境を整えるということは気
のめぐりをよくするということです。そこで、鍼灸もその一助になります。これが免
疫力を高める生活です。そして、がんばり過ぎないことです。現代社会は、ついがん
ばりすぎてしまいます。力を抜くことも必要です(これが意外と難しい)。

胃潰瘍になったなら、胃腸科にいって診断をしてもらい、処方された薬を服用します
。ただそれだけでは、完治せず再発する可能性があります。そこで完治させるために
は、生命の気のゆがみを正して免疫力を上げなければなりません。それには、鍼灸が
力を発揮します。ぜひ、健やかに生き抜くために生活に取り入れてください。

五臓の「腎」は腎臓と副腎→生命エネルギーの源!

心臓は、毎日動いていることを自分で自覚することができて目立つ臓器ですが、腎臓
は、普段働いていることを自覚することもなく、どこにあるかもはっきりとわかりに
くいものです。
しかし、生きていくためには忘れてはいけないとても重要な臓器です。
腎臓は、横隔膜の下にある、ソラマメのようなかたちをした左右一対の臓器です。お
腹側より背中側の奥まったところにあります。ですから、心臓や胃、腸などに比べ意
識しづらいものです。コブシ大で130グラムと言われています。
腎臓の最も大きな働きは、老廃物が混じった血液を濾過し、いるものいらないものを
分け、いらないものだけを尿として外に出すと言う働きです。つまり血液をきれいに
してくれているのです。構造は複雑で脳の次に精密にできているともいわれています
。ちなみに、腎臓は左右で一日ドラム缶1本分の原尿をつくっている。しかし、実際
に尿となるのはたったの1パーセント。なぜなら、尿細管が状況に合わせて必要なミ
ネラル、アミノ酸、ブドウ糖、ちっ素やいおう、リン、水分などを選んで再利用する
カらです。その他、血圧にもかかわり、造血に関与するエリスロポエチンというホル
モンにも関係しています。また、酸、アルカリ性のバランスも調整しています。この
ように腎臓は働き者なのです。
これらの働きが充分おこなわれないと、疲れの大きな原因となります。

ここまで、腎臓のことをちょっと説明してみようと思ったのですが長くなってしまい
ました。ゴメンナサイ。これらは現代医学的でのほんの一端のことでしょうけど。私
が言いたい事は、腎には生命力が蓄えられていると言うことです。
東洋医学では、腎臓とその上にある副腎をまとめて腎といい、人間が生まれつき持っ
ている生命力や、食べ物や呼吸から得たエネルギーは、全て腎に蓄えられる、腎は、
解毒の要であると同時に生命力の源でもあると。
腎は体内の水分をコントロールすると同時に発育や成長、生殖免疫系もつかさどって
いると言われています。
腎がしっかりしているヒトは、心身ともに活力があり若々しく元気です。一方、腎が
弱く生命力が不足していると疲れや老化生殖機能の低下などさまざまな不調を引き起
こします。

東洋医学では、からだには、気というエネルギーが巡っていると考えられています。
その通り道を経絡といい、そしてその通り道の気の集まりやすいところを経穴と呼ん
でいます。つまりつぼ。ここを刺激して気の流れをよくして体調を整えていきます。

まずは、背中、その続きの腰をそらして伸ばしてみて下さい。少しはちがうかもしれ
ません。これを気にかけていれば。しかしそれだけでは足りないでしょうから。鍼を
受けてみてはいかがでしょうか。喜んでいただけると思います。健やかに、元気で若
々しく幸せに生きていくために。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

背筋を柔らかく→立ち上がり

ヒトの発生、成長の過程は、数百万年、そして数千万年という歳月がわずか数ヶ月数
年の日々にものすごく濃縮されているという。

このことが、私達の「立ち上がり」がどのようにしておこったかということに関係し
ているのです。
嘗め回し→指差し→立ち上がり(赤ちゃんが生まれてから1才までの間の成長過程)
。このたち上がりは視界拡大の衝動(人間だけが持っている)と言われています。こ
の立ち上がり行動を支えているのが熱烈な好奇心であると言うこと。この好奇心を支
えているのが背骨の横の背筋と、ふくらはぎです。
この背筋を柔らかく強くすることがわれわれ生きていくために、
最も重要なことであるのです。この背筋を柔らかく強くしていくことが、日々私たち
が身心ともに健やかに生きていくためのポイントになっているわけです。まずは、背
中をそらして伸ばしてみてはいかがでしょうか。鍼灸でそれをお手伝いしていきます

健康は脚から

あしも、年月とともに劣化していきます。人生100年の時代、いつまでも自分の足
で歩きたいものです。普段、意外とあしを気にすることは少ないです。何らかの痛み
を感じたまま歩き続けると思わぬことに陥ることがあります。足に痛みが出たら異変
がないか観察したいです。
●足が冷たい、冷える。  
●数百メートル歩くとふくらはぎが痛くなって立ち止る。しばらく休むと歩けるよう
になる。
●じっとしていても足が痛い。
●足の指が黒くなる。また、水虫から敗血症になることもある。などなど。これらの
ことがあれば注意が必要です。
世界中では、20秒に一本、糖尿病のヒトが足を切られているといわれているそうで
す。また、足の切断とその後の寿命に関係があるという説もあるそうです。命を守る
ためにも足に気を配ることが必要です。足を大切にするということは、適度に動かし
、血流をよくして、筋肉、骨、皮膚などなど機能を健全に維持していきたいものです


●今日のポイント
日ごろから、ウォーキングなど自分にあった方法で足を動かして健やかにいきたいも
のです。足を動かせば、頭はリラックスしますよ。そして、鍼で、気血水の流れをよ
くしておけば何事もスムーズに流れるでしょう。

夏ばて予防によい食材 (その2)

からだを冷やし、水分を補給したら、夏ばて対策食養生総仕上げとして、パワーの源
である(気を補いたい。
もともと気が不足している「気虚」体質のヒトは夏は特に気が激減することで体力が
弱りがちになります。
気虚体質とは、もともと疲れやすく体力がない。一年中風邪をひきやすい。胃の調子
がすぐ悪くなる。朝なかなか起きられない、睡眠時間に関係なく眠いなど。このよう
なヒトは、気を補う食材を取り入れたいものです。
お勧めは、イモ類。特に長いも。山のうなぎとも言われているらしいです。
きのこ類もお勧め。シメジ、しいたけ、エリンギ、なめこなど。からだをエネルギー
で満たし免疫力をアップさせる。
豆類もよい。気を補う作用が高い。えだまめは水分代謝をアップし、体内の余分な湿
気をはらう作用もある。
鶏肉もお勧め。気を補う薬膳料理にはよく使用される。焼き鳥もよさそうですね。

というわけで、夏ばて予防にはたべものも気をつけておくと元気に猛暑を乗り切れる
のではないでしょうか。そして、気血水の流れを滞りなく循環させるために鍼を施せ
ば夏ばてなどどこ吹く風と健やかに酷暑を乗り越えられると思います。ぜひ、一度、
鍼をお試しくださいませ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。