日別アーカイブ: 2017年6月5日

鍼灸の古典5(外からの原因)

今回も続けて、前回の続きです。
治療の基本として、?外界の風、寒、暑、湿、
燥に進入されて体表に病気があるときは体表の陽気を補ってやる。
?外邪が上部にあれば発汗する。下部にあれば利尿する。腸に詰っていれば出させる

?飲食物の過不足や調和が取れていないと腑の病気になる。
●風 寒 湿 暑 燥 湿の五つを天の気という。人体はこの天の気に影響を受けて
生活をしている。古典医学では人間を成長させていく原動力になると考えた。しかし
、人間がその自然の状態に逆らっていくとこの天の気は人体に病的状態を引き起こし
てしまう。
たとえば、適当な寒気は人体を引き締めるが、気温が下がりすぎたのに薄着でいると
感冒となって発熱する。
このように、風、寒、暑、湿、燥は、人体を生かす力とともに病気の原因にもなると
考えた。そこでこの五つを外から来る病因と考え外因とか外邪という。 

なので、現代の私たちも、この自然環境に逆らわないよう自然にそってやわらかく生
きて生きたいものです。そう、心も身体もやわらかく!私も、せめて身体だけでもや
わらかくしたいので最近は、寝る前に、座布団を背中の下にヒイテ背中を伸ばしてと
いうか背中をそらして柔軟さをつけるようにしています。背中をそらすと気持ちがい
いですよ。(私の健康法)
とまあ、この健康法をいいたいがために長々と数回に分けて鍼灸の古典医学を引っ張
りだしました。最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた!!

鍼灸の古典4(飲食物の養生)

今日も、2000年前の中国の医学書である「素問のなかの5番目の編について書い
てみます。この編はこれで最後にしたいと思います。

病気にならないための飲食物の養生について
?濃厚な味のものは、陰気を補い大便を通じる。
?たんぱくな味のものは陰気を補い小便を通じる。
?香臭や刺激のあるものは陽気を補い汗を出させる。からしやこしょうの入った味の
ものを食べると発汗する。冬に発汗すると風邪になりやすい。夏にカレーを食べて発
汗すると涼しくなる。
?香臭や刺激の強いものは陽気を補い、身体に熱を持たせる。適当な体熱は熱気が多
くなりすぎると発散しすぎて逆にやせてしまう。
すっぱい(酸)にがい(苦)あまい(甘)からい(辛い)塩からい(鹹) これら「五味」は、
五臓を元気にする。ただし、作用の仕方がちがう。
?辛味と甘みは発散する作用がある。心肺、その他の陽気を補う。
?苦味、酸味、塩からみは、大小便を通利させる作用がある。肝や腎およびその他の
陰気を補う。
その他、治療の基本としてもう少しありますが、それは次回。